青いばら

青いばら。 英語だと不可能の代名詞。
青ばらって沢山市販されてるんですけど大抵は藤色っていうか紫っぽいか灰色がかった色がほとんど。さわやかな青色のばらって見つかりませんね。香りは素敵なのも多いんですけど。

こんどS社から遺伝子操作で青い色素を組み込んだばらが育成されたって大きく報道されていました。写真で見る限りこれも紫っぽいですけど,これを元にしてもっとクリアーな青いばらが育成されることも充分考えられそうです。ばらが本質的に持っていない青いデルフィニジン色素を含んでいるのですから。

だけど...これってばらだと言えるのでしょうか? フラボン誘導体を青色のデルフィニジンに変える酸化酵素を活性化させる,ばらが本来持っていない遺伝子を組み込んだというのですけど。

むか〜〜し,英国のばらの育種家のマグレディー三世が青ばらの育種に成功したことを知ったお父さんのマグレディー二世が,ばら色の幻想や伝統をこわすものだと立腹して全部焼却してしまったという逸話を読んだことがあります。(並河:薔薇と人生)(お父さんの方はヒミツでとげのないばらの育種に励んでいたとか(笑)

遺伝子工学が発展すればいつかは真っ青でとげもないチューリップやユリののような花(爆)の咲く「ばら」を作ることだって夢ではないでしょうね。

ばらの交配に営々と励んで長い苦労の末になんとか実現した青っぽい花だけに(色調はまだ不満足でも)青ばらの名前を捧げたいと思うのはあまりに保守的な考えでしょうか?青いばらは神の摂理に反してるとか...
同じように遺伝子工学の応用で作られた青いカーネーションはもう市場をにぎわせているようです。

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青いバラ

バラ栽培法-17 おまけ