農薬要らずに育てるために 

ばらに付き物の病気や害虫に対処するための農薬について書いておきましたけど,出来ることなら農薬をあまり使わずに育てたいですね。
農薬に対して過度の恐怖心を持つ必要はありません。現在認可されている農薬はずいぶん毒性が低くなっています。だけど体にいいものはないことも紛れもない事実。 それに...農薬の調製って面倒
じゃあどうしたら農薬の使用を減らせるの?  人間と同じ。  元気で健康なばらを育てることです。

元気なばらを育てるために必要な条件として次のことが考えられます。

1. 有機質に富んだいい土に植える。
2. 密埴を避けて日当たり良く,風通しのいい場所に植える。
3. 病害虫に強い品種を選ぶ。

こういう環境で育てると組織が固く育って病害虫に侵されにくくなると言われますが,どうもそれだけでは無いのではないかと思います。(囲み記事)

植物の自己防御

最近,いろいろな植物が害虫に対して忌避作用のある成分や食欲減退作用のある成分を分泌していることがわかってきました。
ばらではまだ明らかにされてないようですが,もしかすると健康に生育しているばらは同化作用や光合成も旺盛でしょうから,こういう成分を沢山分泌してる可能性もありそうですね。

植物間のコミュニケーション?

植物がお互いに情報を伝えあってるって信じられます?
これもばらではありませんが,ある種の植物で,一株が害虫の被害を受けると,周りの植物がその害虫の忌避成分を分泌して自己防御するという現象が観察されてます。
もし植物がお互いにシグナルを交換しあっているとしたら驚くべきことですね。

バラの育て方-11 無農薬栽培

ボディーガードを呼ぶ植物
ある種の植物は,ハダニの被害を受けると
揮発性の芳香を持ったテルペン成分(ネロリ
ドール)を分泌するという報告があります。
それで...?   

その香りに引き寄せられて別の肉食性の
ダニがたくさんやってきて...そのダニの
食べ物はさっきのハダニ!!!      
すごいですね。