


野バラはじょうぶなんですけど,私達が楽しんでる園芸種はいろんな病気にもかかりやすくなっています。
その代表的なものが,うどんこ病と黒星病(黒点病)
新芽が大分伸びた頃から梅雨時にかけて,若い葉っぱにかびが生えたような,あるいは白い粉がかかったようになってることが良くあります。
これがうどん粉病。あんまり心配しなくても夏になって暑くて乾燥した日が続くと自然に治ってしまうこともありますけど,葉っぱが縮れたようになったりするし,伝染するのでやっぱり早めに治療しましょう。
これはわりに簡単。植物用の殺菌剤,ベンレートとかサプロールとかいろいろなものがありますから,これを何度かかけてやればわりに簡単になおります。
もちろん病気になる前に薬を散布しておけばもっと確実です。
こちらは深刻。
夏から秋にかけて葉っぱに黒ずんだしみのような斑点が現れて,ほっておくとどんどんほかの葉っぱも。あとは全部落葉して,ひどい時には茎まで黒くなって枯れてしまいます。
治す薬はないみたいです。出来ることは予防と伝染を抑えるだけ。
上に書いた薬とか,ダコニールなどの消毒薬を散布して,斑点が出来た葉っぱはもう治りませんから落葉する前に除去してしまうこと。地面に落ちたままにしておくとそこから株全体に伝染します。
ひどい時には,秋には葉っぱがぜんぜん無くなってしまうことも。当然立派な花は咲きません。
こうなってしまってもばらは案外丈夫で,来年の春にはまた元気に芽を出してくれます。ただし次の年はもっと黒点病にかかりやすくなってますので。冬の消毒と,成長期に予防の薬剤散布を忘れないことです。

殺虫剤や消毒薬の調製って案外面倒ですね。目方や量を正確に計ったり,展着剤を加えたり...。
園芸店に行くとスプレー式の農薬を売ってますからそれを使う方が簡単かもしれません。殺虫と殺菌を兼ねたものもあるし...
手軽なんですけど...あんまりたくさん近くから噴霧しないでくださいね。
薬害よりも冷害が怖いの。スプレー式の農薬は圧力をかけるための溶媒が入っていて,それが気化する時に熱を奪って薬液が冷えてしまいます。冷たい薬液で葉っぱが縮れちゃったり...。
どうしてもたくさんかけないと満足出来ない人は,スプレー式じゃなくって自分でレバーを操作して霧を出すようになっているのを選んだ方が安全かも。家庭用の洗剤みたいなタイプ。

うどん粉病発生!
お待たせしました。
黒星病発生!(涙)
ばらの育て方-9